食品加工
急速冷凍、過熱水蒸気でのボイル
おいしさをとじ込める加工
水産物は鮮度が命。加工は水揚げしたその日に行います。貝殻つきのまま冷凍する両貝冷凍の場合は、到着直後に急速冷凍。-38~-43℃で15時間以上冷凍した後、貝表面の付着物を機械で落とし、さらに人の手でチェック。雑物や不良品をしっかり取り除いて、梱包・出荷しています。
ボイルホタテは当社オリジナルの過熱水蒸気式スチーマで蒸し上げます。120~130℃にも達する高温の過熱水蒸気で、短時間でホタテの表面だけを収縮。素材の水分を保持し、焦げ目をつけずに蒸し上げることを可能にしました。過熱水蒸気でのボイルはふっくらと焼き上がるのが特徴で、ホタテのほか焼きたらこにも利用しています。作業各工程でさまざまなチェックや管理も行い、おいしさだけでなく安全・安心にも厳しく目を光らせています。
2013年に導入した1時間に7~8tを蒸し上げる過熱水蒸気式スチーマは北海道でも数少ない設備。先進の技術で、高い生産性とおいしさづくりを両立しています。
自社での巨大な冷蔵・冷凍設備で製造後の品質管理も徹底
入沢工場には可動式棚を備える冷凍設備を設置しています。設備内は-30℃に保たれ、できたての鮮度を保持しています。
仕入れから流通までを一元管理することで、確かな製品を皆様にお届けしています。
ランク、サイズ、包装形態。バリエーションを揃え、多様なニーズに応えます
当社が生産する製品は全工場で年間約40種、500アイテムほどにものぽります。どの製品も、素材の水揚げに合わせて工場を稼働し、その日のうちに処理をスタートさせ、確かな品質管理を行い製造しています。素材の質、サイズ、包装形態など、お客様からのニーズに応えるため、多彩なバリエーション展開を行っています。
妥協を許さない徹底した衛生管理
「安全・安心」を守るために
食べる。味わう。
そのよろこびを守り続けるために私たちは、最新の技術と設備を導入し、
スタッフの教育にも力を入れています。
設備・機器
サニタリールーム
手洗い場、粘着ローラー、アルコール噴射器、足洗い場を設置しています。
場内温度管理システム
工場内の温度管理を機械で適切に行うと同時に、記録しています。
エアシャワー
工場入口に設置。汚染物質の工場内への入り込みを防ぎます。
オゾン殺菌ブーツケース
オゾンの力で、工場内で使用するブーツの殺菌・消臭を行います。
HACCP方式に基づく衛生管理
「北海道HACCP自主衛生管理」の認証を受けています。
米国水産食品HACCP規則に適応
米国FDA水産食品HACCP規則に適格する衛生管理を行い、認証を受けています。
品質管理部でのチェック
当社のプライオリティーで最上位に位置づけられる衛生管理を、専門の部署を設置して徹底しています。
衛生管理セミナー
従業員に対し朝礼で衛生管理意識を徹底するほか、外部講師を招いてのセミナーなどを実施しています。